Evoonバッグ用・スニーカー用消しゴムを使ってみた
Evoonから新しいアイテム、消しゴムとブラシが展開される。愛用しているカバンやシューズを長く愛用するためのメンテナンスグッズとのことだが、実際に汚れをどのように落とせるのか、今回はランニングシューズとスニーカーに試してみた。
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Details
消しゴムについて
消しゴムの見た目はごく一般的。筆記用で使う一般的な大きさの消しゴムに比べると一回り大きいように感じられる。また表面はザラザラした触感になっており、付着した汚れを落とすための素材になっていることがわかる。よりわかりやすくするために接写してみると、ザラメのように光っている部分が見え、表面の粗さがお分かりいただけると思う。「砂消しゴム」と聞いてピンときた方は、ほぼ同じようなモノと思っていただいて間違いない。
なお、本製品は基本的にソール部分に対して使うものになるので、アッパー部分には当てないようにしよう。
汚れ自体は消しゴム単体でも落とせるが、馬毛ブラシを用意していると尚良い。革靴などを普段から手入れしているなら、そのブラシでももちろん代用はできる。併用することに抵抗があるなら、個別に用意しても良いかもしれない。Evoonでも写真のような馬毛ブラシを展開されているで、持っていない方は合わせて購入することも検討してみよう。
Try the eraser
ランニングシューズの汚れ落としてみた
この靴は筆者が普段履いているランニングシューズだ。気が向いたときにジョギングする程度の市民ランナーである。かれこれ2年程履いているが、写真のように白いソール側面部分は黒く汚れてしまっているのがわかる。土やアスファルト、階段で擦れた際に付着した汚れだろうか。ここに消しゴムを当ててこすり、汚れが落ちるのかどうか試してみる。
すると、徐々に汚れが落ちていくのを体感できた。瞬時に汚れが落ちるのではなく、こすり落としていくイメージだ。まず片側側面を全体的に落としてみたが、写真のように汚れを落とす前と比較すると綺麗になっていることがわかる。特につま先や踵部分のソールは白っぽくなり、元の色に戻りつつある。なお、汚れを落とす途中で付着した消しカスは、馬毛ブラシを使うとより綺麗に落とせる。スーツの手入れと同じように、一定方向に消しカスを払い落とすように当ててあげよう。
注意したいところは、凹凸のある面は少し念入りに擦る必要があること。ご覧のように踵部分のソールには凹凸があり、この間に挟まった汚れは取りにくい。特にランニングシューズをはじめとしたスポーツ用シューズは、接地からの衝撃を吸収させるために凹凸のある独特な形状になっていることが多いため、消しゴムはしっかり当てよう。
Try the eraser
スニーカーにも試してみた
ソールの形状がより平面的なスニーカーにも試してみた。写真のように長く履かれたスニーカーで、ソールはかなり黒ずんでいる。
汚れの激しいつま先部分から消しゴムを当ててみた。すると、数分程度の作業で写真のように黒ずみが薄れ、白さを取り戻すことができた。こちらのスニーカーもソールには細かな凹凸があり、まんべんなく綺麗に落とすのは難しいが、それでもこの程度の汚れであれば十分に落ちるようだ。 シューズの汚れ落としは、通常なら自宅で洗剤とブラシを使って落とすことになると思うが、コインランドリーに靴専用の洗浄機が置かれていることもある。
靴全体の汚れを落としたい場合はそちらを利用しよう。ただし、洗剤や水を用いたメンテナンスはその後の乾燥に時間がかかる。外出前にちょっと目立つ汚れを落としたいときに、この消しゴムを使うという活用法が良いかもしれない。
なお、汚れを落とし終わった後、予想以上に消しカスが溜まっていることに驚く。消しカスがまとまるようなものではないので、手入れ後は入念な掃除が必要だ。あくまでも感覚だか、消しゴム自体の減りは一般的な事務用消しゴムに比べて早いように感じる。ソールの凹凸に上手く消しゴムが当たるような形状も、今後の商品開発に期待したい。
カバンの汚れ落としについては、別記事で紹介しているので、気になる方はぜひそちらもチェックしてみよう。
Reviewer
TakaView さん
ライター
日常生活に役立つモノから気になるガジェット、また映画やビジネス本まで幅広い情報を発信している。商品紹介やギター演奏などの動画コンテンツも制作。
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