出張時の相棒!Evoonスーツケースを実際に触ってみた
幅広くリュックやポーチを商品展開しているEvoonから待望のスーツケースが登場した。構想から約2年の年月を経て開発されたという本商品がどのような仕上がりになっているのか。今回試用できる機会をいただいたので、まずは第一印象を重点にレビューしていこう。
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Design
ビジネスにもプライベートにも使えるデザイン
これまでのリュックなどと同様、Evoonの特徴の一つとしてビジネスにもプライベートにも使えるデザインが挙げられる。このスーツケースもご覧の通り、黒を基調としたシンプルで飽きのきにくい仕上がりになっている。外観でまず目を引くのはEvoonのロゴデザインだ。全体的には黒に統一されながらも、ロゴ部分だけがシルバーに加飾されており質感良いものに仕上げられている。
ケース本体の材質は耐久性や耐衝撃性に優れたポリカーボネートが用いられており、さらに他メーカーのスーツケースでもよく見られるように、表面に凹凸加工を施すことで構造物の強度を高められる「リブ構造」が採用されている。海外渡航で手荒な扱いを受けがちな場面でも荷物を守ってくれるため安心だ。
なお、本体サイズは縦52cm、横34cm、奥行き24cmと飛行機の手荷物として機内持ち込みもできるサイズ(※)になっており、重量も約3.25kgと比較的軽量であることも大きなポイントだ。ケース自体を横置きにも対応できるように、側面には突起が設けられており、一方には側面持ちのための持ち手が付いている。(※航空会社によって規定サイズや重量に若干異なる場合があるため、事前の確認推奨。)
Caster & Handle
キャスター&ハンドル
底面のキャスター部分は4輪でかつ双輪構造になっており、車輪の直径は5㎝と標準よりもやや大きめ。荷物の詰め込んで重くなったケースを安定して移動させることができる。2輪や4輪で単輪タイプより走行性能は高いだろう。ハンドルは4段階に調節可能になっいるが、この部分は他製品比べて目立った特徴は無い。
ちなみにEvoonのリュックシリーズには多くにキャリーオン機構が採用されているので、このスーツケースとの相性は抜群だ。
Locking mechanism
ロック機構
ロック機構に着目すると、もちろんTSAロックであり最近よく見られるようになったファスナーをはめ込むタイプのものが採用されている。南京錠タイプは鍵そのものを紛失する可能性があることから、埋め込みタイプの方が嬉しい方は多いのではないだろうか。暗証番号の設定方法については、購入時に付属しているタグに記載があるので誤って捨てないように保管しておこう。
なお、ファスナーにはEvoonのロゴが彫り込まれており、ブランドの存在感&高級感を高めることに一役買っている。
Outer pocket
外側ポケット
主要なポケットのうち、まず外側のポケットをチェックしてみる。マチがマジックテープで留められており、必要以上に開かないようになっているが、テープを外せば全開できるため、移動中と荷造り時とで使い分けると良いだろう。中身の構造はというと、一方はA4サイズの書類やファイル、15.6インチ大のノートPCが入るくらいの大きなポケットが2つ用意されている。
ポケットの仕切りは厚めに作られているので、耐衝撃性にも優れていることがわかる。また、落下防止のためのフラップも付属している。その反対側にはメッシュ状のポケットが上下に用意されており、ホテル滞在時に使う充電器やケーブルを収納するという使い方が想定できる。
Main space
メインスペース
続いて中央のメインスペースをチェックしていく。一般的なスーツケース同様に左右見開くようになっているが、どの収納スペースにもファスナーが用意されているため、移動時の荷崩れや下着を見えないようにしてプライバシーの保護に役立つようになっている。
写真左側に見えるようにメッシュ状になったポケットも二つ用意されているので、ここには滞在先のホテルで使う衛生用品などを入れておくと中身がよく見えて便利に使えるだろう。収納可能な荷物の総量としては35Lであり、3泊くらいが目安になる。
出張時の相棒!Evoonスーツケースを実際に触ってみた
まとめ
利便性を確保しながら強度も申し分ない今回のスーツケースは、日頃Evoonのリュックを使っているユーザーからすればチェックしておきたいところ。公式サイトには耐久性のテスト内容も記載されており、品質の自信が窺える。マチの広がるマルチビジネスリュックと併用すれば、より大型のスーツケースを連れまわす煩わしさからも解放されるかもしれない。実際の出張時での使用感はまたの機会にレビューしたい。
Reviewer
TakaView さん
ライター
日常生活に役立つモノから気になるガジェット、また映画やビジネス本まで幅広い情報を発信している。商品紹介やギター演奏などの動画コンテンツも制作。
ITEM
今回紹介したアイテム