Evoonマルチビジネスリュック2.0をレビュー!
ユーザーの声を取り入れ前モデルから進化して生まれ変わった「Evoonマルチビジネスリュック2.0」クラウドファンディングでは目標金額30万円のところ、1,000万円以上の支援を集めた今注目のバッグ。
今回は前作から進化した機能を中心にレビューしていただきました。購入を検討されている方はぜひチェックして。
動画でも詳しくレビューをご覧いただけます
MULTI BUSINESS RUCK2.0
新たな4つの進化
ペットボトルや傘を収納するサイドポケット
まずリュックの外観を見て気づくのは、側面にあるポケットだ。前モデルでは、折りたたみ傘やペットボトルは表面もしくは前面の収納スペースに入れていたが、これでは毎度リュックを下してファスナーを開ける動作が発生するため手間がかかっていた。
それを解消するためとも言えるこのポケットは、小さな変更点ではあるが効果は絶大。リュックを片方に背負ったまま手に触れられるので、喉が渇いた時や急な天候変化に素早く対応できるようになった。
ただし、手提げスタイルで横向きに持った時はこのポケットが地面と平行になるような形になるので、荷物を落とさないように注意しよう。
ショルダーストラップ部分にチェストベルトの追加
これは3WAYモデルでは採用されていたもので、2WAYにも採用を希望する声が多かったのであろう。
これにより重量の感じ方は変わるので、荷物を多く詰め込んで移動する際には欲しかった機能だ。もちろん様々な体格に対応できるように、上下にも調節できるようになっている。
独立ポケットの追加
中央部分のマチが大きく広がる収納スペースが大きく変わっている。まず左側の下半分に新たなポケットが加わっていることがわかる。メッシュ状のポケットとなっており、スペースも十分に広い。
これも3WAYでは採用されていたものであり、今回2WAYにも盛り込まれた。やはり収納スペースが多いと荷物もジャンル毎にまとめられるので便利だ。
拡張部分にはシューズ用の独立ポケット
そして右側を見ると何やら大きなポケットが追加されていることに気が付く。雑誌を入れるスペースかと思いきや、何と靴を収納するための独立スペースになっているそう。
筆者の愛用しているベアフットシューズを入れてみたが、確かにすっぽり入るほど膨らみのある大きなポケットであることがわかる。さらにマチを広げれば、かかと部分に少々高さのあるランニングシューズなどもしっかり入る。普段から仕事終わりにジムでトレーニングなどをしている方にとっては、これとない嬉しい機能だろう。
もちろん、靴を入れるだけではなく、出張時の着替えを入れておくスペースとしても使えそうだ。例えば、下着や肌着をここに入れておけば中身を開いても見えず安心だ。
しかしながら、リュック自体が大きくなったわけではなく持ち運べる荷物量に変化はないので、目的に合わせたパッキングを心がけよう。
YKKファスナーの採用
最後はファスナーが変更になったことだ。前回モデルでもファスナー自体が壊れやすいわけではなかったが、さらに安心感と信頼感を高めるためにYKKファスナーを採用。
大きな収納部分のファスナーだけではなく、ショルダーストラップにある小さなカードポケットももちろん、全てのファスナーに採用されている。
また、製品ページでは特段触れられていなかったが、前モデルでは大きく目立っていた中央部分のスライダーは小さくなり、さらにエレメント(務歯)が見えないようになった。よく目を凝らさないと気づけないような細かな変更点だが、リュックをさらに良いものに仕上げようという気配りを感じる。
その他は前モデルとの変更点はない。生地や撥水加工、盗難防止用のカラビナ、35Lのマチ拡張機能、セキュリティポケット、そしてビジネスのみならずプライベートにも使えるデザインも健在。またカラー展開も3色となっており、好みに合わせたリュックを選べるようになっている。変更が無かった点は、つまりユーザーが満足していたということでもあり、前モデルでの仕上がりの良さがうかがえる。
Multi Business Rucksack2.0レビュー
まとめ
痒いところにも手が届くようになった。
全体的な使用感としては、元々が良かったため劇的に変わったというものではなく、痒いところにも手が届くようになったという印象だ。もっと欲を言えば取り入れてほしい機能が他にもあるだろうが、この価格帯でこの仕上がりは他社製品でも中々見つけられないだろう。
前モデルとは若干の価格差があるが、ペットボトルを入れられる側面ポケットやチェストベルトに魅力を感じた方なら、2.0はとてもおすすめできるリュックだ。ユーザーの声を取り入れながら使いやすさを追求したこのリュックをぜひお試しあれ。
Reviewer
TakaView さん
ライター
日常生活に役立つモノから気になるガジェット、また映画やビジネス本まで幅広い情報を発信している。商品紹介やギター演奏などの動画コンテンツも制作。
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