あなたはどっち?マルチビジネスリュック徹底比較!
クラウドファインディングで注目を集め、2WAYタイプの「マルチビジネスリュック」と、さらなる改善と工夫を凝らし進化した「3WAYマルチビジネスリュック」。「私に向いているのはどっち?」と迷っているアナタに向けて、それぞれの主な違いを、普段実際に使用してくださっているEvoonユーザーの方に比較していただきました。
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Style
2WAYと3WAY
一番の大きな変更点として、マルチビジネスリュックは手提げ・リュックの2WAYスタイルだったのに対して、3WAYタイプではさらに肩掛けが加わり、より様々なシーンに活用できるようになった。これにより、バッグを取り扱う向きにも違いがでている。
マルチビジネスリュック
3WAYマルチビジネスリュック
ご覧の通り、バックパック正面のポケット位置や各種ファスナーの開口部を見ると、2WAYが縦向き、3WAYが横向きでの使用を軸としてデザインされていることに気が付く。3WAYは新たに追加されたスタイルが肩掛けであるため、横向きを軸としたのは必然であるかもしれない。また側部の取っ手部分も、向きに応じて1点ないし2点の支えで持てるようになっている。
Chestbelt
重さ軽減チェストベルト
3WAYマルチビジネスリュックでは新たにチェストベルトが採用された。
出張時など荷物が多くなりがちな時にも、バッグの重量感を軽減すると同時に装着感も向上させている。
特に長時間背負う機会などでは何気に重宝する機能だ。
そして何とこのチェストベルトは留め位置を調節できる。
肩幅や胸囲に応じて、自分の一番フィットするポイントを見つけよう。
Expansion
拡張ベルトの有無
2WAYでは左右に拡張ベルトが搭載されていたが、3WAYでは省かれている。このベルトの有無によって、バッグの印象は大きく異なることに気づく。
2WAYタイプは拡張ベルトがあることで、よりアクティブ感が増し、プライベートでも使用できそうな印象を受ける。また、荷物の量に応じて展開幅を調整できるので、空間に余計なスキマを作ることがない。
一方、3WAYでは省かれていることにより、よりフォーマルなビジネスシーンで使える印象を受ける。また、これによって横置きで自立するようになり、外回りや出張の多いビジネスパーソンにとっては駅での待ち時間や訪問先で場所を気にすることなく置けるので、意外と便利だ。しかし、底鋲はないので乱暴に扱うのはやめておこう。
Material
生地の違い
外側生地をよく見ると、材質が異なっていることに気が付く。2WAYではザラザラした触感で光沢は抑えたポリエステル素材になっているが、一方3WAYでは比較的滑らかな触感で光沢のあるナイロン素材を使用し、高級感のある印象を受ける。どちらも撥水加工が施されているので、機能面では遜色ない仕上がりだ。
マルチビジネスリュック
3WAYマルチビジネスリュック
また、外側だけでなく内側も変更になっている。2WAYでは黒で統一された一般的な生地を採用しているが、3WAYでは耐久性を持たせるために特殊な加工をしている。
マルチビジネスリュック
3WAYマルチビジネスリュック
zipper
ファスナーの違い
3WAYでは、世界シェア・国内シェア共にNo.1を誇るYKK株式会社のファスナーを採用している。
世の中の非常に多くのバッグに採用されている実績の通り、耐久性及び信頼性の高いファスナーだ。
さらに、止水ファスナーも併せて導入され、雨天時の利便性も向上した。書類やPCを頻繁に持ち歩くビジネスマンにとってはとても嬉しい機能だ。
しかし、水の侵入を防ぐためにファスナーの滑りはやや硬め。
初めて触る方にとっては少し違和感があるかもしれない。
収納ポケットの違い
(上)3WAY(下)2WAY
3WAYには間口が広く深さのある大きなポケットが前面部に用意されており、500ml大のペットボトルならすっぽり入る。
2WAYにもポケットは用意されているが、深さはないため、前面部の広い空間に入れておくイメージになる。
特に、3WAYでは緩衝性の高い素材をより多く使用していることで吸水性も向上し、万が一水漏れがあっても荷物は濡れにくい構造となっている。
また、背面収納部をみると3WAYがよりビジネス向けであることを感じ取れる。
写真からもご覧いただけるように、書類などを分別して入れられるように仕切りが設けられている。
ビジネスパーソンとしては、やはり書類は横向きで入れておき、アクセスしやすいよう間口は広く開くほうが良い。
もちろん、どちらもPCを持ち運ぶための緩衝性の高いスペースは用意されており、大きさも15.6インチまでなら入る余裕がある。
3WAYは、よりスマートに仕事をこなしたいビジネスパーソンに適したバッグとして活躍できそうだ。
(上)3WAY(下)2WAY
Weight
重量の違い
最後に重さの違いも見ておこう。2WAYは約1.2kg、3WAYは約1.6kgとなっている。重量が軽いほど、持ち運びのしやすさに繋がるが、安定感を失う。3WAYの方が重くなっているが、その分自立がしやすい。2WAYはビジネスでもプライベートでも活躍できそうな身軽さが魅力だ。
マルチビジネスリュック
3WAYマルチビジネスリュック
MULTI BUSINESS RUCK
まとめ
筆者なら2つのバッグは次のような方におすすめしたい。
2WAY:ビジネス×プライベートで
バランスよく活用したい方
3WAY:特にビジネスシーンにおいて
スマートに取引先訪問や出張をこなしたい方
どちらもユーザー視点に立った非常に使い勝手の良い仕上がりになっているが、活用シーンを頭に浮かべながら検討すると良いかもしれない。
TakaView さん
ライター
日常生活に役立つモノから気になるガジェット、また映画やビジネス本まで幅広い情報を発信している。商品紹介やギター演奏などの動画コンテンツも制作。
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