Evoonから新しいアイテムとして消しゴムとブラシが展開される。愛用しているカバンやシューズを長く愛用するためのメンテナンスグッズとのことだが、実際に汚れをどのように落とせるのか試してみた。前回はランニングシューズやスニーカーで汚れ落としを試してみたが、今回はリュックなどのカバンの汚れも落ちるのかどうかを試してみる。Evoonのカバンのみならず、愛用のカバンを長く綺麗に使いたい方はぜひ一読してほしい。
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こちらはEvoonおなじみマチが広がるマルチビジネスリュックだ。筆者が長く現役で愛用していることもあってか、写真のように表面には白い引っ掻き傷のような汚れが付着しているのが見える。どのようにして汚れたのかは不明だが、まずはこの汚れを消しゴムで落としてみる。シューズの汚れ落としと同様に、擦り落とすように消しゴムを当てていく。
筆記用の消しゴムで文字を消すのと何ら感覚的には変わりなく、必要以上に力を込めることはない。
当てた直後は、ご覧のように消しカスが周囲の繊維に絡まって汚く見えるが、馬毛ブラシで払い落すと綺麗になる。ブラシは繊維の方向がわかるなら、その方向に沿って当ててあげるほうがよく落ちるようだ。なお、馬毛ブラシは革靴をよくお手入れされる方は既にお持ちだと思うので、それを代用してもかまわない。
まだ持っていない方やブラシを使い分けたい方は、Evoonのブラシもチェックしてみよう。
Try the eraser
バッグの汚れを落としてみた
汚れを落とす前と比較すると、ご覧のようにパッと見ただけではわからないくらいに綺麗に落ちた。同じEvoonブランドなだけあって、消しゴムとカバンの相性が良いのだろうか。なお、消しゴムを当てた後に濡れた雑巾などで拭き取るとより綺麗になる。消しゴムで大まかな汚れを取り、その後の仕上げ作業として取り入れると良さそうだ。作業時間としては5分もかかっておらず、この程度の汚れであれば簡単に落とせることがわかった。
続いてEvoonではない、別メーカーのキャリーケースにも使ってみた。写真のように同様の引っ掻き傷のような汚れに消しゴムを当ててみる。一度では落としきることができず、二度作業を繰り返した。すると、汚れは落ちたがうっすら見える程度になり、さらにその後濡れ雑巾で拭き上げてみたところ、見えなくなるくらいには綺麗にできなかったが、目を凝らして見ないとわからない程度にはなった。
モノによって汚れの落ち具合に差があることは留意しておこう。また、革などを使った高級カバンは生地表面を傷めてしまう可能性もあるので、事前に購入店などに確認するようにしよう。
手汗や皮脂による汚れは、この消しゴムを使っても中々落ちない。こちらもEvoonのマルチビジネスリュックだが、手提げの持ち手がくすみ、色褪せたようになっていることがわかる。ここに消しゴムを当ててみると、白い表面的な汚れは取れたが、やはり染み込んだ汚れは落とせなかった。もし、このような汚れが気になっている方は、お手持ちの洗濯用洗剤を使ってもみ洗いしてみよう。もちろん、カバン生地によっては洗剤NGな場合も考えられるので、作業前によく確認しておこう。
筆者が実践した手入れ方法を簡単に紹介しておく。まずは洗濯用洗剤(中性タイプ)を十分に薄めて風呂桶などに溜めておく。洗剤を汚れた箇所に染み込ませ、汚れを浮かせるように手でもみ洗いする。手荒れが気になる方はビニール手袋などをした上で行うと良いだろう。すると、ご覧の通り手汗や手垢汚れが落ちて綺麗になったことがわかる。一連の作業は洗面所や風呂場など、水が飛び散っても問題ない場所で行うようにしよう。
なお、カバンによってはこの方法がNGな場合もあるので、事前に確認することをおすすめする。
Summary
まとめ
総評すると、まとまった時間の無いときや、出掛ける前のちょっとした合間に気になる汚れを落とすには便利なメンテナンスグッズだ。また、コンパクトサイズで持ち運びができるので、出先でシューズやカバンに気になる汚れが付着した時にサッと擦り落とすような使い方もできるだろう。気になった方は公式販売ページもチェックしてみよう。
Reviewer
TakaView さん
ライター
日常生活に役立つモノから気になるガジェット、また映画やビジネス本まで幅広い情報を発信している。商品紹介やギター演奏などの動画コンテンツも制作。
ITEM
今回紹介したアイテム